こぽこぽ日記

書きたいときに書きたいことを書きます

月に住んだり過去に戻れるようになってもオタクであり続ける~The Balladレポ~

どうも。久しぶりの更新となりました。

湿度が低くなってきたので加湿機能付き空気清浄機の稼働を再開しましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

 

僕は何だかんだでアイドル現場に参戦することができていて、自粛期間を除けば去年と変わらないペースになってきています。

コロナ禍でもバンバン公演を打ってくださるアップフロント様には感謝しかないですね。

 

10月は演劇女子部「アラビヨーンズナイト」を3公演観に行き、「Hello! Project 2020 〜The Ballad〜」を6公演観に行く異常性を発揮しました。

(「Hello! Project 2020 〜The Ballad〜」については、http://www.helloproject.com/news/12376/をご確認いただきたいのですが、夏のハロコンに引き続き、ソロでJ-POPを中心としたバラード曲のカバーを歌う形式のコンサートです。観客はマスク着用で無言で観ます。夏との違いは、少人数のメンバー構成で全国を回っている点です。)

 

Hello! Project 2020 〜The Ballad〜」は9月19日から始まって、11月1日の公演をもって第一弾が終わりました。

僕はお財布事情もあってツアーには1公演しか入らないのが通例ですが、なぜか今回は7公演も参加したので、その特殊性も相まって想い出に書き起こしておこうと考え、筆を執っています(第二弾にも4公演入りますが、何となく一区切りなのでこのタイミングとしました)。

 

まず「アイドルがバラードカバーを歌うのを観に行って何が楽しいの?」という疑問をお持ちの方がいらっしゃるかと思いますが、どんな形であれ好きな子(推しメン)が歌っている姿を見られれば満足なんですよね、僕らみたいな人間は。

 

「だとしても1回観ればよくないか?」という意見もあるかと思いますが、夏のハロコンHello! Project 2020 Summer COVERS ~The Ballad~)初日の中野で推しメン(金澤朋子さん)の圧倒的な歌声(平原綾香さんの『Jupiter』)に魅了されてしまったので、1回じゃ物足りなくなっちゃったんですよね。

他のメンバー(小野田紗栞さんや伊勢鈴蘭さんなど)も結構よかったですし。

 

また、Juice=Juiceメンバー、ハロー!プロジェクトメンバーとしての金澤朋子さんをできる限り多く目に焼き付けたい気持ちがあったので、2~3公演観られればいいなと思って、金澤朋子さんが出る公演を狙い撃ちして申し込んでみました。

そしたらほとんど当選してしまった(大田昼・立川昼夜・大宮夜・八王子昼・愛知昼夜)ので、お財布的には辛いですが、これも何かの縁だと思って参加しました。

 

では、各公演をざっと振り返ってみます。

①9/20 大田昼

・この公演はハロプロ研修生26期現役メンバー(川村文乃さん・横山玲奈さん・山﨑夢羽さん・西田汐里さん・橋迫鈴さん)勢ぞろいでした。

・印象に残ったのは、金澤朋子さんがこの日初披露した山口百恵さんの『秋桜』。表情まで完璧で、流石の一言です。

・ホール内が寒くてトイレに行きたくなりました。

 

②③10/3 立川昼・夜

・この公演はハロプロ研修生17期現役メンバー(金澤朋子さん・一岡伶奈さん・加賀楓さん・岸本ゆめのさん・牧野真莉愛さん)勢ぞろいでした。

・印象に残ったのは、一岡伶奈さんの『夢をあきらめないで』(岡村孝子さん)。地声高音部が心地よいです。後に「アラビヨーンズナイト」におけるヌレンナハール姫役の歌唱で地声と裏声のスムーズな移動が絶賛されましたが、この公演で地声中心の『夢をあきらめないで』と裏声中心の『明日への手紙』(手嶌葵さん)を歌うことで両方が鍛えられたのだとすれば、さすが音楽事務所です。

・MCでも一岡伶奈さんの天然発言が暴露されていて(金澤朋子さんに「かなともの歌良かったよ。100円あげたくなった」と言ったらしいです)楽しめました。

・立川ステージガーデンは、フラットな座席が続くので席によっては見づらいかなという印象ですが、僕は比較的前方の席をいただいたので大丈夫でした。トイレはとても綺麗でした。

 

④10/11 大宮夜

・この公演はJuice=Juiceの核となるメンバー(金澤朋子さん・高木紗友希さん・宮本佳林さん)がいたので2番目に注目していた公演でした。さらに小田さくらさん・竹内朱莉さんという実力派もいて、ルックスの天才・森戸知沙希さん(僕の部屋にポスターが貼ってあります)までいたので豪華でしたね。

・割と後方から見ていましたが、森戸知沙希さんの『会いたい』(沢田知可子さん)が夏の中野初日よりレベルアップしていて良かったです。双眼鏡越しで目が合った気がします。

宮本佳林さんの『M』(PRINCESS PRINCESS)もとても良かったです。

・道路の反対側にある大宮区役所のトイレの方が圧倒的に綺麗でした。

 

⑤10/17 八王子昼

・この公演は、小片リサさんの活動休止発表後に初めて見る浅倉樹々さんに注目していましたが、特に『オリビアを聴きながら』(杏里さん)では非常に気持ちのこもった歌唱で素晴らしかったです。

・あとは、川村文乃さんの『未来へ』(Kiroro)もとても心地よかったです。川村さんは声質が良いですからね。

・この日は10月では考えられないぐらい寒い日でしたが、前方の素晴らしい席をいただいたので、それだけで満足でした。ルールを守って胸の高さまでに保ったペンライトでアピールしてみたところ、金澤朋子さん・浅倉樹々さん・秋山眞緒さんからレスをいただけて夢のようでした。

 

⑥⑦10/24 愛知昼・夜

・この公演は推しメンツートップ(金澤朋子さん・高瀬くるみさん)が共演する公演だったので、一番楽しみにしていました。申し込んだ時点ではGo toも東京除外中で不安でしたが、うまい具合に落ち着いてきたので参加できて良かったです。

・昼公演で印象に残ったのは、高瀬くるみさんの『部屋とYシャツと私』(平松愛理さん)。歌うというよりも演じるという感じで、後方(7番目の歌唱でした)から一気に追い上げてスプリンターズステークスのグランアレグリア並みの圧勝です。あれから毎日『部屋とYシャツと私』が脳内再生されています。

・一方、夜公演では、佐藤優樹さんの『僕は君に恋をする』(平井堅さん)が印象に残りました。完全に高瀬くるみさんに触発されたと踏んでいますが、気持ちを全開にする歌唱でしたね。

・唯一の心残りは、小片リサさんが見られなかったことです。盟友の岸本ゆめのさんは素晴らしかったですが、もともと「金澤朋子小片リサ浅倉樹々・高瀬くるみ・山﨑夢羽」の文字列で優勝を確信していましたので。

 

さて、長くなりましたが、僕が参加した7公演への出演回数ランキング上位はこんな感じです。

1位:金澤朋子さん(7回)

2位:橋迫鈴さん(5回)

3位:岸本ゆめのさん(4回)

 

楽曲の披露された回数ランキング上位はこんな感じです(全員曲を除きます)。

1位:平原綾香『Jupiter』(5回。すべて金澤朋子さん)

2位:山口百恵秋桜』(4回。すべて金澤朋子さん)

   岡本真夜『TOMORROW』(4回。すべて橋迫鈴さん)

   薬師丸ひろ子セーラー服と機関銃』(4回。すべて橋迫鈴さん)

   松田聖子『あなたに逢いたくて~Missing You~』(4回。牧野真莉愛さん2回、伊勢鈴蘭さん1回、山﨑夢羽さん1回)

   DREAMS COME TRUE『やさしいキスをして』(4回。岸本ゆめのさん3回、高木紗友希さん1回)

   瑛人『香水』(4回。山﨑夢羽さん2回、前田こころさん2回)

 

金澤朋子さんを観に行っているので歌唱楽曲をたくさん聴くのは当たり前なのですが、橋迫鈴さんが何度も共演していて同じ曲を歌っていたので面白かったです。

また、同じ曲を違うメンバーで聴くとそれぞれの個性が出るなぁと思いました。ここにない曲だとイルカ『なごり雪』も3回(井上玲音さん、浅倉樹々さん、西田汐里さん)聴いていますが、みんな声質が違うので三者三様で良かったです。

 

7公演入って全体としての感想ですが、おおむね満足です。

選曲的に平均的ハロー!プロジェクトオタク中年紳士向けの接待カラオケとの見方もありましたが、アイドルさんが接待カラオケをしてくれるなら本望ですよね。

Twitterを見ている限りでは、若いオタクたちは知らない曲もいっぱいあるみたいですが、僕はテレビっ子なので最近の曲以外は予習なしでOKでしたし、十分に楽しめています。

ただ、正直に申し上げると、席が遠い公演では若干眠くなりましたし、何より困っているのは、公演中全然動かないのでトイレに行きたくなることです。1時間半でかなりキツくなる公演が複数ありましたし、冷え性の方は注意してください。

 

長々と書いてきましたが、このブログは備忘録みたいなものなので、7公演で全員曲を含めたのべ126曲を聴いて良かったものを最後にランキング形式で発表して結びたいと思います。

 

3位:一岡伶奈さん『夢をあきらめないで』(岡村孝子さん)

 一岡さんの境遇と照らし合わせてエモくなる方も多数いらっしゃると思いますが、僕としては大好きな地声高音部が連発するのが気持ちいいという理由で上位に挙げています。もっと色んな曲で一岡さんの歌声が聴きたいですね。

 

同率3位:浅倉樹々さん『オリビアを聴きながら』(杏里さん)

 ダブルエースのもう一人である小片リサさんが活動休止になり、小さな身体でつばきファクトリーを背負うことになった浅倉さんの覚悟が感じられました。哀愁のある伸びやかな声がとても印象的で、「樹々ちゃんめちゃくちゃ歌えるじゃん!」と改めて思いました。

 

2位:金澤朋子さん『秋桜』(山口百恵さん)

 金澤さんはいつもMCの際に「表情まで見てほしい」と言っていますが、緊張が伝わってくるメンバーもいる中で、間奏でも完璧に表情を決めているのは圧巻です(双眼鏡でしっかり見るのをオススメします)。「こんな小春日和の穏やかな日は」から始まるサビの歌声が耳から離れません。

 

1位:高瀬くるみさん『部屋とYシャツと私』(平松愛理さん)

 立ち位置はほとんど変えていないのに、歌声・身振り・表情で楽曲に動きをつけていました。楽曲に恵まれている部分もありますが、歌に一生懸命なメンバーが多い中で、唯一無二のパフォーマンスです。「高瀬くるみさんは凄いんだぞ」と誇らしくなりましたね。推しメンじゃなくても1位にすると思います。絶対に映像に残してほしいです。

 

最後に一言。最近歯医者で口を開けるのが辛く感じたのですが、完全にアイドル現場でコールをしていないからなんですよね。早く元の生活に戻りたいですね。

 

では。